競売代行サービス
値段が安く非常に魅力的な競売物件ですが、注意して欲しい点がいくつかあります。まず、競売物件の内覧ができない点です。競売物件についての情報は裁判所が作成する「物件明細書」「現況調査報告書」「評価書」の限られた資料しかなく、実際に購入してから思っていたのと違った、日当たりが悪かった、など不備な点が見つかる場合もあります。
また、前の所有者が家具や日用品を残して行くケースもあります。この場合、購入者は勝手に片づけることができません。たとえ、それがいわゆるゴミ屋敷で残留物が価値のないものに見えたとしても購入者が処分すると不当行為になってしまうのです。したがって、残留物は前の所有者に撤去してもらうか、撤去に応じてもらえない時は、裁判所に引渡し命令を申請し、執行官に強制執行の手続きを取る必要があります。
そういったトラブルを防ぐためにおすすめしたいのが、競売代行サービスです。競売代行サービスは、安い物件を見つけるアドバイスをくれるだけでなく、入札、落札、立ち退き、権利関係の整理、引渡しまで、全て代行してくれます。また、難しい法的手続きや、素人にありがちな初歩的なミスをなくすことができるので、購入者は安心して任せることができるでしょう。
